葬儀 相続 遺産分割

父の突然の末期癌宣告!報告 NO2

2018年6月初旬、父から電話があった。自分は癌になった。25日に最終確認に病院に行くと・・・
その報告を聞いた瞬間頭の中が真っ白になった。

25日、改めて電話した。確か母が出て確認したが末期癌とのことだった。
それまで検査はここ何年かしていなかったそうだが、毎年していたらねえ、悔しいねという話になった。

取るものも取らずに、27日私は帰郷した。夜10時過ぎだったか。奥のリビングに行くと父がテレビを
見ていた。父の顔を見ると私は涙がとめどもなく溢れた。・・・これまで散々迷惑を掛けてごめんなさい。
そう言って父の前で土下座して謝った。

そんなことしたら、父の病気が余計に悪くなるから,母が言った。・・・私は涙を拭いて我に返った。
今までに分からなかったの?もう、治す方法は無いの?放射線や抗がん剤、4つぐらい方法はあるが今の父にはすべて手遅れだということだった。

4つ目の方法が、自宅療養でただ穏やかにその時を待つという選択肢だった。

余命3カ月だと言われた父が医師に聞いたそうだ。

私まだこんなに元気なんだけど、本当に3カ月後に死ぬんですか?

医師にそうだと言われたそうだ。

それからかれこれ2時間ぐらい父と話した。正月は3人で迎えられるように頑張って生きようよ

そうだな!正月どころか年越して3月5日の誕生日までは生きてやる、気力で!

そうだよ、2020年のオリンピックも一緒に見ようよ!・・・・・父は少し笑った後、それは無理だな
、今の時点でまだ元気とは言え、そこまで長くはもたないと気付いているようだった。
その日は12時過ぎまで長く話した。
こっちに残って、こちらで働こうか?・・・・
いいよ、延命治療しないからお金掛からないから・・・・また涙が込み上げた

翌日、父がもう墓を買ってある市内の山頂にある墓苑に父の運転で行った。墓の草むしりをした後、父・母・私で墓苑の休憩所で最後の話をした。

そのあと父が車を運転して私を駅まで送ってくれた。父の車が離れ去っていく車窓から母が私に手を振った・・・あなたは心配しなくてもいいから、どんな辛いことも私が一人背負ってお父さんをあの世の入り口まで見送るから・・・・そう言っているように見えた。父の顔を見たのはそれが最後にだった。
2018年6月28日午後だった。
しばらくその場から足が動かなかった。